
同居人の浜田さんが寝る前に私と一緒に映画を見るのにハマってる。その中から良かったものを紹介していこうと思う。
花とアリス殺人事件 ネタばれ感想
推理小説を思わせるタイトルだが、中身は女の子版スタンドバイミーみたいな展開のアニメだった。ロトスコープのリアルなテイストで、風景は写真を加工したような感じで、ドラマを見ているような気持ちになる映画である。スローテンポで物語は進んでいくが、主人公の有栖川徹子が口が悪くて、足が速くて、いじめられても立ち向かう気の強さがあって、爽快感がある。
ラフ画で始まるモノローグ
宣伝かと思ってたら、本篇の一部だった。バレエが踊れる設定は別になんの伏線でもない。すべての設定が伏線かと身構えてはいけない。それを再認識させられる。
リアルなタッチの主人公。可愛すぎないが不細工でもない丁度良さ。
引っ越してきたばかりの主人公は隣の家の窓から様子をうかがっている怪しい人物を段ボールから覗き込み、まどから落ちてしまう。好奇心旺盛で、ドジである。
お姉さんのように若い母親
若い男性の先生に色目を遣うお母さんに苛立つ主人公。この母親の存在は物語として必要なのか謎だった。お母さんは小説家で離婚したばかりのよう。
クラス中から無視される中、突然、謎の少女の儀式に巻き込まれる。
のちに、主人公をいじめから救うための嘘の演技だったことが判明するのだが、悪霊を信じ込んでしまうクラスメイト達が不思議である。が、現実を振り返って考えてみれば、この現代社会においても宗教を信じている人は多いのだし、人は信じたいものを信じればいいのである。
いじめを撃退するところがかっこいい。爽快である。
絡んできたやつに、カバンをぶん投げて、殴る殴る殴る。
いじめてくるような猿はぶん殴るのが一番だというメッセージだと思う。
反撃してこないような人がいじめのターゲットにされるのが常々だけど、ぶん殴ったほうがよいのである。
足が速くてヒーローになる。
私の学生時代にも、一見とろくていじめられていたけど、実際走ると学校代表になるほど早くていじめられなくなった女の子がいたなあ。車もバイクもある時代に足が速いということのステータスなんてどうでもいいと私は思うけれど、なにかに秀でるととたんに人気者になったり、いじめがなくなったりもよくあることで、リアルだなあって感じか。
少女のような服をきて学園祭にくるお母さん
お母さんの着ているような服は大好物であるが、主人公は浮いているよってディスる。子ども作ったら少女のような服は着てはいけないらしい。
更に上を行く、ゴスロリなお母さん
祈祷師の真似事をしていた女の子のお母さんはさらに上を行く、ゴスロリ。私は好きだが、娘は嫌そうである。似合ってて良いと思うが。。
祈祷の真相を話してもらうが真相は闇の中
前の学年にいた「ユダ」には4人の妻がいて、アナフィラキシーで殺された。
中学生なのに4人の妻がいた?ちんぷんかんぷんである。
前の住居人への手紙が届く。名前はユダ・・・!!
主人公の部屋は殺されたかもしれない上級生「ユダ」の部屋だったのだ!!
真相を確認するために、ユダのクラスメイトだった引きこもりの「はな」の家に侵入
やっとタイトルに出てきた花の登場なのである。
声の低い花。
人と喋ってないと声が低くなるので、リアルかなあと思う。
その後の展開はstand by me






結末は伏せておくことにする。
青春ぽくてグダグダで良かったですよ。急に仲良くなりすぎだけど、ふたりともアグレッシブでよいと思います。
後味爽やか。ぜひDVDやNetflixでご覧になってくださいませ。
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